[コメント] キクとイサム(1959/日)
終始ウットウしい悲劇的ピアノ演奏が流れ、さも涙を誘わんとする演出があざといが、高橋恵美子の熱演に救われる。ドッジボールで敵をなぎ倒し、タップを踏み、広沢虎造を唸る彼女のカッコ良さったらない。都会育ちの自分からすれば、彼女の魅力が判らないムラ社会の頭の固さこそが哀れに思えてくるほどだ。
(水那岐)
投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。