[コメント] バートン・フィンク(1991/米)
締切寸前になっても、原稿や論文が手つかずのままな、遅筆のあなた。あなたのそばにも、きっとジョン・グッドマンはいます。(追記、2002.1.21)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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季節は違えど、原稿締切まであと10日をきった私の側には、すでにいる。ええっと絵はどこだ。壁紙は無事か。
(追記)↑と言っていたのも、今はもう昔で。
もっともコーエン兄弟らしい作品であると思う。 彼らの作品に垣間見られた違和感が、今作では惜しげもなく全開になっている。
全開でないほうがよいと思う人のほうが多いのかもしれないが、この作品を見ることで、捉えどころのなかった兄弟の作風をだいぶ理解できた。閉じていく世界を描いているのにもかかわらず、水道管の小さな穴に吸い込まれていくという体験にむしろ陶酔感覚をおぼえさせてしまうのが、コーエン兄弟マジックではないだろうか。
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