[コメント] 砂の女(1964/日)
安部の作品を読んで思い描かれた風景は何もかもが砂で構成されている世界だった。やはり想像の世界ほど最強の「セット」はない。安部の原作も自身の脚本も見事、岸田の名演も特筆ものだ。しかし、描いてしまうこと自体が作品の魅力を削いでしまう現実も確かにここにあった。
(tkcrows)
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