[コメント] HOUSE ハウス(1977/日)
普通の映画、或いは普通の恐怖映画を観に行ったら★2点以下は避けられない。しかし大林映画の唯一性を知った上での観賞ならば珠玉の名作。☆3.9点。(再見にて改訂)
(旧コメント) 2点以下はなるたけ付けないようにしているが、これは笑って2点を付けることが礼儀だろう。ナ、大林さん!?
◆ ◆ ◆
幻想風景とは寧ろ緻密を欠いたものだ。リアルの箍が外れた処に調子外れの狂気が現出する。作品自体を異空間と出来る唯一無二の映画作家が、 大場久美子・神保美喜・池上季実子といった美少女達の青春をカメラに収めていったなら、それは掛け替えのない秘密の宝石箱となる。美少女と妖麗な美女(鰐淵晴子・南田洋子)を対置する乙女的発想も佳い。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。