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[コメント] ロッキー(1976/米)

このテの話はツボではないのに、最後に胸が熱くなるのは何故。
BRAVO30000W!

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







上映されて26年後になってようやく見た。正直、スポ根映画だと思っていて敬遠していた。 蓋を開けてみれば、何かと言えば"...you know"と"...I don't know"を連呼するバカ男と、ポジティブに生きられない超内気女の愛の物語だった。どんな人間だって愛し合う自由はあるし、感動する自由はあるし、感動させる自由はあるし、生きる自由もある。そんなことを言っているように聞こえた。

マーク・トゥエインが口語体を多用して成功させた「トム・ソーヤの冒険」のように、この作品は印象に残る台詞が多いものの、日常会話から逸脱しているように聞こえなかった。ここらへんが台本の素晴らしさを云々される由縁なのか。

スポ根映画でないとわかったものの、やはりこのテの作品は自分の関心カテゴリから逸脱している。しかし、それでも最後の「エイドリアーン!」のシーンにホロリときてしまったのは、ロッキーの気持ちが伝わってきたからなのだろうか。

(評価:★3)

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