[コメント] 男はつらいよ 望郷篇(1970/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
評価高いけど、これほど笑えない『寅さん』も珍しいね。冒頭からおいちゃんの葬式の夢を見るいうのは『寅さん』の導入部として始めてやね。
森川信が二年後に亡くなった事を知っていると、どうしても笑えんのね。寅さんは「お葬式」の段取りの手際がいいから、就職先は「葬儀屋」なんか良かったかも知れんね(笑)
この作品マドンナも魅力無いの。豆腐屋の娘の長山藍子でしょ。「色は白いが水臭い」て寅さんも言うてるのに惚れるんだね。確かに色は白いんだけど。
それより豆腐屋の女主人杉山とく子の方が、ある意味魅力あるね(笑)この人『マルサの女』で宮本信子に食ってかかったオバサンでしょう。「もっと悪い事してる奴いるんだろ。なんで貧乏人ばっかり苛めるんだい」とか言う台詞が忘れられんなぁ。
寅さんのマドンナって「大人しい上品な女性」が多いなぁ。リリー朝丘ルリ子だと友情ものになるけど面白いもんなぁ。統計とっとらんけどね。
最近さくら倍賞千恵子が素顔でコマーシャル出とるね。さすがに老けたなぁ。若い時の美人は年取ってからが大変やね。杉山とく子ぐらい老けてれば、十七年たっても年取った感じしないもんなぁ。
井川比佐志が出とるね。この人顔が喜劇に向いとらんの。だから山田洋次もシリーズでこの作品にしか使ってないでしょう。怖い顔しとるもんなぁ。あの人はシリアスな問題作向きの役者やね。この人と前半の北海道のエピソードがからんどるのだけど陰気なばかりでね。
「寅さん」の中ではそんなに面白いと思わなんだなぁ。
メモ 公開日1970年8月26日 上映時間 1時間28分
観客動員数 72万7千人 併映作品 『なにがなんでも為五郎』
主なロケ地 千葉県浦安 北海道 札幌・小樽
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。