[コメント] 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993/日)
満男が主人公の話がどうにも好きになれないのは、ひょっとして同族嫌悪なのかも知れないと感じた瞬間。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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満男を主人公とした作品。寅さんもそれなりに恋愛してるけど、なんだかパワー不足の感は否めない。『浪花の恋の寅次郎』(1981)に続き2回目のマドンナ役となった松阪慶子も落ち着きすぎてかつてのような魅力が感じられず。更に満夫の相手役城山美佳子が魅力低いのもあかんね。
内弁慶で親にだけは高圧的な態度を取り、責任を全部親のせいにする満男の姿も、親しみを持つよりむしろ腹が立つ存在でしかない。
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