[コメント] タクシードライバー(1976/米)
毎年一度は見たくなる。いつになったらこの映画から開放されるんだ?(05・7・12)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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幻想的な映画だ。トラビスロバート・デ・ニーロのタクシーには、いつも雨が降りかかっている。不眠症のタクシードライバー。素晴らしい設定だ。面倒くさそうにワイパーが雨滴を拭う。トラビスがアイリスジョディ・フォスターを救うためモヒカン頭で売春宿へ乗り込んでいくシーンは強烈な印象を残す。
その後のアイリスの両親からの手紙。かつて愛した選挙事務所の女ベッツィシビル・シェパードをタクシーに乗せるシーンは、トラビスの幻想だろうか。クレジットの最後バーナード・ハーマンという名前が哀愁を帯びたメロディーと共に消える。たまらなく切ない作品だ。
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