[コメント] パーフェクト・ワールド(1993/米)
公開時、主役がコスナーだと聞いたときにはあまり大きな期待をしていなかったのだが、意外と言っては失礼なくらい彼がよかったのは嬉しい誤算だった。また、その陰で光る役者・イーストウッドの引き立て役としての功績も忘れずに記憶しておきたい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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例えばただでさえ冗長なクライマックスに子どもと手を取り合うショットなんかが入るのはあまり好みではないのだが、それでも冒頭の脱獄から誘拐、そして2人旅へと至るまでの小気味よい演出はさすがにイーストウッドだと嬉しくなってしまう。
また、洋装店での派手な逃走劇。あの辺なんかもウエスタンの流れをくむ演出だなとニンマリしてしまった。あと、自動車が主人公と子どもとの関係を深める道具として有効に機能しているところも素晴らしいと思った。
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