[コメント] 令嬢ジュリー(1951/スウェーデン)
トランジション・ショット(過去と現在が同じカットに共存)が幾つものバリエーションで展開され、白夜の悲劇を妖しく彩る。その後このテクが多用されない(アンゲロプロスを除く)のは、本作が元祖にしてその魅力を使い果たしてしまったからに違いない。
比較的どうでもいいことだが、主演のアニタ・ビョークの顔の演技はペ・ドゥナそっくり。料理女役の メルタ・ドルフの鼻のおっ広げかたは『カルメン純情す』における三好栄子に瓜二つであった(ビル・ワイマンにも似ている)。
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