[コメント] ミラーズ・クロッシング(1990/米)
実は私アルバート・フィニーさんのこと結構好きなんですよね。彼のが一番怖い役柄だったのではないでしょうか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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なんといっても『オリエント急行殺人事件』で演じたポワロ役が素晴らしかったアルバート・フィニーさんですが、ここ数年、かなり重要な役柄でいろいろな映画やいろいろな監督とお付き合いしているようですね。
とてもうれしいです。
『イギリスから来た男』のテレンス・スタンプさんに対する感情とほぼ互角です。
主役のガブリエル・バーンは確かにかっこいい。
でもですね、映画を長く見てきた者にとっては、この映画のアルバート・フィニーさんはとても強烈な印象でした。
「アル・カポネ」か「ビトー・コルレオーネ」か、という感じ。
すごいです。
地味だけど、長く映画業界で活躍して、味のある演技をして作品を支える俳優って尊敬できますね。
コーエンのすごいところは、こういう役者の演技を上手に引き出して、映画の中心をぶれさせない神経のこまやかさですね。
ある意味「残酷さ」というのも彼らの特徴かもしれません。
そんな様々な感情が交錯する素晴らしい作品。
展開が大きくて、ずっとドキドキしどおしでした。
2010/09/23 自宅
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