[コメント] ミッドナイトクロス(1981/米)
ヴィルモス・ジグモンドの撮影によってかろうじて映画だと言える。まあそれくらいジグモンドの撮影は素晴らしく、ブライアン・デ・パルマの演出は陳腐だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まず、ジョン・トラボルタとナンシー・アレンの2人の会話シーンのカット・バックが悉く拙い。第一、彼ら2人のシーンが意味不明にニヤついているか、徒にがなりあっているかのどちらかでしかなく、全く緊張感が弛緩してしまう。これはサスペンスとして致命的だろう。
また、ナンシー・アレンが、デニス・フランツをウィスキー・ボトルでぶん殴るシーンがあるのだが、このシーンの迫力の無さは、かつてアメリカ映画でこれ程までにウィスキーボトルを陳腐に演出した例はちょっと思い出せないくらいだ。
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