[コメント] 限りなき追跡(1953/米)
途中からからむ先住民やメキシコ女も、いまひとつ効果的に機能せず「追跡劇」としては凡庸。ロック・ハドソンの前途に対するフィリップ・ケイリーの妬みと、古き南部への回帰願望にもう少し説得力があれば、むしろ「逃走劇」として深みが出たかもしれない。
馬上でヒラヒラとはためくドナ・リードの緑色のスカートと、左袖を引きちぎられたブラウスからのぞく肩が妙に鮮烈な印象を残す。
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