[コメント] トラック野郎 熱風5000キロ(1979/日)
ギャグは玉石混交、せんだみつおのインベーダーなど、愛さないと許せない世界。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
一方、志賀勝と前川清の警官コンビは良好。鶴光の深夜放送みたいな牛の乳しぼりの勘違いギャグは毎度だが面白い。
美女に文太ベタベタというマンネリ寅さんパターンが本作だけ放棄されており、功奏している。宴席と葬儀で二度歌われる「酋長の娘」がいい。小野みゆきは滑舌悪くて駄目だが、彼女が海辺で唄う歌も印象的。何という歌だろう。この辺り、森崎調である。
後半の北海道開拓団の話はヘビー。断片に留まるのは惜しく、ここの処もっと詳細を辿ったらいい作品になっただろう。最後に爆弾魔である地井武男の後を追う小野は何かもの凄い。終盤のベタ話は小物の毬が効いている。あと、松本ちえこがいい。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。