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[コメント] 汚れなき悪戯(1955/スペイン)

本作は普通の奇跡談で、いい話ととらえるべきだろう。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







人が生きていく途上では、死ぬより辛いことはたくさんある。マルセリーノのこれからの人生を神が俯瞰してみたところ、母に会いたいという思いが本当に切実になる場面がいくつもあったのに違いない。この子をそんな目に合わせたくない、という神の先を見越した考えがそこに有ったのだろう。だから、決して悲しいラストではない。

また病気の女の子に、この話を聞かせるのは‘神はいつも子供のことを深く考えてくださるのだよ’と神父は言いたかったのだろう。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)死ぬまでシネマ[*]

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