[コメント] 忘れじの面影(1948/米)
ハリウッド製メロドラマの極限。全くこれぞオフュルスとしか言いようのない高貴で流麗、透徹した冷厳。雪の残るウィーンの街角で二人が再会し公園やダンスホールのシーンを経て懐かしい部屋で一夜を共にするに至る一連のシーケンス。この魔法のような演出、映画の感情の、映画の時間の定着。どうすれば涙を抑えることができるのだろう。
(ゑぎ)
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