[コメント] 東への道(1920/米)
リリアン・ギッシュのアップには緊張感が漲っていて凄い。
男尊女卑的な村社会の描写に溝口健二作品のような胸糞悪さを覚えるが、適度にユーモアもある(登場人物を紹介する字幕が面白い)し、クライマックスの流氷シーンはまるでアクション映画だ。予想外に盛り沢山な娯楽映画で、音がないことが全く苦痛ではなかった。それだけで充分、傑作と呼ぶに値するのではないだろうか。
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