A級のB級コメディとでも言いましょうか。ばかばかしいと思いつつも笑ってしまう事請け合い。

色使いの上手さと音楽で引き込まれた後に、小賢しいギャグの連発。はまるしかないね。 それに、大切なところをいろんな物で隠すのには、「やられた！」の一言でした。

他の映画同様、アメリカ式(?)日本が随所にお目見えするのだけど、この映画なら許せる。何処で見つけたのか分からないような、昔の小道具で飾られた桧風呂や掛け軸。 オースティンの繰り出す「ジュウドウ！」と言いながらの空手チョップ。

放送ぎりぎりの下ネタ。分かっているのに受けてしまったのは、オースティンが倉庫で車もどきの乗り物の方向転換でオタオタしている場面。

しかも、日本版でしか見られないクリスチャン・スレーターのアップ。

ずれたお洒落なはずなのに、何故かかっこいい。

秘密兵器のアンドロイドの女達は、ティム・バートンの愛妻（？）『マーズ･アッタク』リサ・マリー嬢を彷彿とさせていたなぁ。