[コメント] うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984/日)
古代インド思想にも負けない 何ともロマンティックな!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
古代インドでは、巨大なヘビの上に亀が乗っていて、その上に乗った3匹の巨大な 象がこの陸地を支えているという、摩訶不思議で奇妙なバランスをたたえた世界観を有していたが。
おっと、カメが、巨大なカメが、悠然と宙空に、浮かんでいる! 原作(高橋留美子)、TV、のキャラとルーミックな乗りのよさをそのまま生かしながら、壮大で煌(きら)びやかな、パラレルワールド(=夢現実)、そして絶妙な屋上屋を構築した押井守の手腕の見事さ!
巨大なカメが飛翔するのを観たとき、アニメーションの新たな可能性が拓かれた瞬間を目撃した気がして、高層ビルのひだまりの中、錯乱坊(チェリー)の声で、ただ、「天晴(あっぱれ)」と立ちつくした。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。