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[コメント] エクソシスト(1973/米)

ジェイソン・ミラーの冥福をお祈り致したい。
chokobo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ドラキュラ役で有名なマックス・フォン・シドーが神父役を演じることで、宗教的な意味合いを具現化している。美女の生き血を吸って生きる悪魔が、今度は悪霊にとりつかれた少女を救う神父となるのだ。

 この映画は当時オカルト映画のはしりとして上映され、その後様々な同種の映画が上映されたが、結局この映画に到達することができたものはなかった。

 マイク・オールドフィールドの曲もこの映画を象徴する決定的なものであるが、実は映画本編ではほとんど使われていない。

 リー・J・コッブエレン・バースティンなど出演している役者も見事だが、あれから25年経過した今、やはりジェイソン・ミラーに敬意を表さざるを得ない。彼はこの映画を十字架に背負っている。

********3点→4点

冒頭、イラクの発掘シーンがとても美しくて、あらためてこの映画のすごさを認識してしまいました。

イラクで発掘された悪魔。それは悪魔の降臨であり、メリン神父(マックス・フォン・シドー)が必然として描いていた悪魔との対決を予兆しているんですね。昔見たときは全く気にしていませんでしたが。

この映画は、後半の悪魔祓いのシーンが印象的なので、前半のストーリー展開を全く忘れてしまいがちですが、あらためて観て思うことは、以下の通りです。

1、最初は医学的な対応を予定していた。 2、悪魔祓いを推薦したのは医者だった。 3、カラス神父を呼び出したのは警部(リー・J・コッブ)だった。 4、悪魔はクリス神父を自ら呼び起こしていた

つまり、映画監督のバークが長い階段から突き落とされた、という事件を追う警部が何らかの理由でカラス神父に接触してきたところの不思議を感じてしまいます。この警部の役も非常に重要ですね。

悪魔はかつて封印されたクリス神父との対決を望み、その戦いに勝つんですね。

最初はカラス神父も悪魔の存在を信じず、クリス神父にその存在の特徴を理解させられるんですね。カラス神父はもともと精神医学者です。

当時この映画を「自分が悪魔に取り付かれたら」という視線で見ていましたが、今は「子供が悪魔に取り付かれたら」という目線に変わりました。エレン・バースティンの苦悩が少しだけ理解できるようになった気がします。

2009/8/8

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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