ちなみにナビゲーターは、『イレイザーヘッド』、『エレファントマン』に続く、デヴィッド・リンチの美意識への三大造形だと思う。

で、この映画のカッコイイ物を並べると…

1. 太りすぎて自力では歩けないから浮かんじゃうデブ（あのスーツを俺も欲しいと思ったヤツは多いはず）

2. 移民用の大型宇宙船がただの筒（そりゃそうだ、推進装置要らねぇもん）

3. 格闘戦訓練装置ファイター！（猪木も使ってる？）

4. 独裁者も奴隷も、みんな平等に付けてる「命のキャップ」（キャップを抜くときの音が、これまた…ｗ）

5. 自分の小便も濾過して飲めるトンデモスーツ（スタイルいい人が着てると、ちょっとエロい）

6. マイクかと思ったら操縦装置の一部だった多機能スティック付きのコミューター（ラン！ラ〜〜〜〜ン！）

7. 大ミミズ寄せの振動発生装置（これの小型版が大人のおもちゃ屋に売っていそうだ）

8. スパイス喰い過ぎてナメクジのお化けになっちゃったナビゲーターの口（あの口は、カッコイイというよりエロい・・・相当エロい）

9. アトレイディス家の兵士の行進の仕方（室内は普通行進しない）

10. アリアの毒針（刺した後の表情が、またｗ）

11. 空飛ぶ注射器

12. ハルコネン兵士のヘルメット（謎の円盤ＵＦＯか？）

13. ベネ・ゲセリット派道女のヘアスタイル（天晴れ）

14. 何故か皇帝自身が射手になる砲撃機（しかも何故か回ってるしｗ）

15. スティング（そのままでカッコ良い）

そして極めつけが、噂のウォームが実はミミズのお化けだった！

これだけカッコイイものが揃ってんだから、ラストの円谷ばりの怪獣映画風なパートで消化不良を引き起こしてるが、それさえ除けば傑作でしょ。