[コメント] パルプ・フィクション(1994/米)
映画的なお約束を熟知した上で
ワンポイントに"外してくる"のがタランティーノ流。
作品全編に漂う肩の力の抜けた独特なバランス感覚は、そんな遊び心があるからこそ。
『ディアハンター』で一躍脚光を浴びたクリストファー・ウォーケンが帰還兵としてチョイ役で登場して、仲間の死を悔やんでいたり(ディアとは真逆!)
『サタデー・ナイト・フィーバー』のヒットでイメージがつくことを嫌がったジョン・トラボルタがみんなの前でダンスを披露することになって、やれやれといった表情を見せたり(でもやっぱり上手い!)
まだまだありますが 映画好きなクエンティン・タランティーノ監督が仕掛けるセルフパロディも楽しい作品でした。
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