[コメント] 集団左遷(1994/日)
その後をみてみたい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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話の筋は割とシンプルである。リストラされかかった社員が一念発起して、がんばって結果を出して,,,という感じだが、それでその後どうなった?というのが正直なところである。
結局津川雅彦は殴られただけ。かれは決して反省することはないだろう。収賄で捕まることはあろうが、次の経営陣もリストラせざるを得ないとすれば、誰かが同じような手を使うかもしれない。
90年代の状況から少し時間が経った今、こんな会社ならさっさと辞めまっせ、というように変わってきたように思える。そこまで会社に義理もないし、会社は一生面倒みてくれるわけでもないし。
それで、そのあとどうなる?
主人公は独立して会社を興すが、その会社がうまくいく保証はあるか?おそらくかなりの確率で苦しい経営になっているのではないか。現実は、会社を飛び出して独立してうまくいきました、なんて甘くはないと思うのだが。
何の為に働いているのですか?会社って何ですか?金を稼ぐとは?モラルとは?社会人とは?
そんなことを思い起こさせてくれる作品。 ただし、個人的には好きではない。
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