[コメント] ゴールデンボーイ(1998/米)
トッドがナチスに関心を持ち始めたきっかけは考えさせられた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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優等生トッドが、「歴史が好きだから」という観点ではなく、「残虐に対する異常な興味」を持つという点が良かった。
思春期の不安定な精神の傾きなのか、ごく普通の小中学生が、拷問や処刑、戦争や殺人鬼などに興味を抱くことは、よくある事かもしれない。誰もが通り過ぎる儀礼かもしれない。
その「誰もが一度は通過するであろう」道に停滞してしまった少年の狂気を、ブライアン・シンガーは描きたかったのかもしれない。
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