[コメント] 勝手にしやがれ(1959/仏)
60年経った今でも、なんか新しいかも、と思わせてしまう如何わしさこそがこの映画の価値。
ジャンプカットの多用で時間軸を歪める手法も、ジャン・ポール・ベルモンドの刹那なキャラクタも、時代の中で模倣されすぎて見慣れてしまったが、全てはここから始まっている。フラつきながら通りを下っていくベルモンドを背後から追い続けるカットの強烈な印象。
ジーン・セバーグのベリーショートとTシャツ、"New York Herald Tribune!”の売り声の瑞々しさは永遠。
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