由美かおるのオッパーイ、綺麗〜。顔は冷静に見たら鼻が変だし、目も小さいのに、なんともいえない色気がある。 演技も大根で滑舌も悪いのに、なんとも言えないキュートさが漂う。 脱ぎ要員、オッパイ要員として彼女はこの後、30年間も日本芸能界に君臨する訳だが、それも当然であろう。

藤岡弘の無茶なアクションシーン（今では考えられないようなスタントをこなしている）も眼福。 草刈正雄のナイーブな表情もイイ。 わんこの町中爆走シーンは交通事故に遭わないかそれだけが心配で、劇中、もっともスリリングなシーンに仕上がっていた。

ムダに手抜き（超能力合戦のシーンの演出とかもっとどうにかならんのかい）な場面と、低予算なつくリ（ヨーロッパの風景と主役達が一緒に写る事は最後まで一度としてなかった！）、それに反比例するような俳優の熱演。 なんともバランスが悪い映画だが、憎めない＆可愛らしい映画である。