[コメント] キャット・バルー(1965/米)
2人のバンジョー弾き(狂言回し。1人はナット・キング・コール!)の歌から始まり、カメラが老人の持つ本にズーム。表紙にはタイトル、ページをめくるとタイトルロールが……こういった映画的小ネタ、結構好き。軽妙で洒落た西部劇、今観てもかなりポップ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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リー・マービン演じる酔いどれガンマンが、弟との対決が不可避になったときだけ正気に戻り、そしてまた元のアル中に戻ってしまう……という演出が、ストーリーを引き締めている。もし主人公の父親が殺されてしまったときに往年のガンファイターに戻り、そのままその後の展開を引っぱっていったとしたら、ただのご都合主義に見えてしまったことだろう。
肩の力を抜いた西部劇。バイレンスもなく、かる〜く楽しめる。こういう映画って、最近なかなかないですね。
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