[コメント] サイレント・ランニング(1971/米)
変わり者ブルース・ダーンより、イタイケなロボットのよちよち歩きに目が釘付けになった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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寂しく、物悲しいSFだ。
熱帯雨林が年々減少し、CO2の増加やら温暖化やらが深刻化した現代にこそ必要なテーマかもしれない。しかし、劇中でも植物の貴重さ・素晴らしさをアピールするエピソードが無いため、人間を殺してまで植物を守ろうとするブルース・ダーンが、ある種自己チューな変わり者に映ってしまう。例えば、人工の光合成システムを開発して植物を飛躍的に増やせるとか、見ている方も植物に畏敬の念を持ち、ブルース・ダーンも植物学者のしての使命の重要度が増すように設定してくれれば、中盤の中だるみも防げたはず。
てゆーか、僕が植物好きだからそう思うんですけど。狭いマンションのバルコニーでハーブに水やりするのが日課のオッサンは、一人残って水やりしてるデューイ君(だっけ?)の姿に思わず自分を投影してウルウルしてしまいました。
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