[コメント] どこまでもいこう(1999/日)
今更言うまでもなく、子供は残酷な一国一城の主であり、昨日の親友とまるっきりの他人となる今日があったりし、明日のことなど誰も推し量れはしないのだ。
どこまでも一緒に行けるとある日信じても、相手のあまりの愚劣さに、あるいは何でもない不快感や嫉妬に、その仲は簡単に、いともドライに崩れる。話題もなく無言でつるむ男子同士の姿は実にリアルに撮られていた。そこに異性が入ってくる時期を迎え、少年は初めて一人を貫くことの恐れを知るのだろうか、と感じる。
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