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[コメント] 螢川(1987/日)

昭和三十七年、富山市。これが富山弁かぁ。微妙な恥じらいがそこここに 盛り込まれ、もお、たまりません!
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







垢抜けない純情と家の事情。行き詰って忍耐は北陸風 土。垢抜けない正統派少女:英子の雪景色に映える赤い傘。

事業に失敗。駆け落ち逃避行。どこへ?やっぱり、北陸が似合う。北海道だと ちょっとあかるめ。 雪がいいなぁ。静けさ。

富山、市電。街並みの風景。

奈良岡朋子「商売じゃなかんけんねっ」。ディーゼル車。序破急的な感情の突 然の爆発で思わずもらい泣きです。もう、最初は穏やかだったのにぃ。

四月に大雪が降った年、上流に蛍川。

幼い頃の断片記憶がフラッシュバック。

ダメになっていく家の事情と恋のせつなさの同時進行が、なぜか関係ない蛍川 への道へ、あつまっていく。

蛍の光の映像表現はよかったが、音はなんかつけすぎたような。シュバババッ て。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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