[コメント] カッコーの巣の上で(1975/米)
病んでるはずの人々のほうが、人間らしさが感じられるのは興味深い。とはいえ、反体制派をいかにも応援させたくなるような流れには辟易する。病院側にだって責務や各人の正義があるのだから。
原点がチェコスロバキアがあるとはいえ、こうした運動を我々民衆が手放しで持て囃すのはどうかと思う。
ラチェット側からの視点からも、もう一歩掘り下げが欲しかった。
自分なりにこの映画が名作になりきれなかったのはそこにある。
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