[コメント] ナビィの恋(1999/日)
楽園のイメージ
どこをとっても憎めない。
映像、人々、沖縄民謡とケルトの音楽、マイケル・ナイマン 単純でわかりよい筋、役者の好演。主演のふたりはいいし。
でもこれは、なにを表現してる映画なんだろう?あまりに のどかすぎる。現実的というより非現実。
楽園のイメージ。南国ののどかなイメージ、だろうか?
おそらく、音楽的映画なんだとおもう。 音楽のばあい、表現される「何か」は、理想的なものになろう。
でもそれだけだとすると、なんだかさびしい。 「環境音楽」ならぬ「環境映画」ってイメージなのだ。 しかしこの映画の場合わりきってつくったよさがあるのかもしれない。 そのあたり、じっくり考えたい。
追記 考えた結果評価を一つ落とします。もしこの路線を徹底させるならもっと、いろいろ工夫があるように思うからです。南国に一度いけばもっと印象がかわるのかもしれませんが。理想を映画にするのは、個人的に、きらいではありませんが。
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