でも、今回はテンポ悪かったですね。それに、前回のような恐竜に出会えた事の感動や、じっくりと恐竜を見ているようなシーンもあまりなくて印象薄いですし。あのロープで宙ぶらりんシーンは完璧に蛇足です。蛇足というか長すぎです。普通のアクション映画じゃないんだから、もっと恐竜でハラハラさせてくれないと。結局T-レックスが襲って来ましたけどね。待たせすぎました。

蛇足と言えば、サンディエゴ襲撃シーン。これまでに、もっとデカイ怪獣達がそういう事を行なっているので迫力ないです。でも、誰もがこういう続編を予測したのでは……?私はしてました。で、実際やられちゃうと「あ〜やっちゃった〜…」みたいな(笑

それと、はるきち様も仰っていましたが、あのサラの軽率な行動は頂けません。「嗅覚が鋭い」「母性本能が強い」ここまで分かっていて、何で恐竜の血の付いた服を着たままでいるのか。矛盾してます。

そして、今回の主役のマルコム博士ですけど、コメントでも言った通り、脇役向きのキャラじゃないかと思います。今回は前回の不可思議なキャラじゃなくヤケに人間臭くなってしまってガックリ。そうしないと面白くないのだろうけど、なら主役にしてほしくなかった。やっぱ主人公はグラント博士ですね。2の前に3を観てしまったからかもしれませんが。

でも、ケリーの鉄棒技は怯えてる割りには見事でした。見どころの1つかと(笑

あとコバヤシさん!!(『ユージュアル・サスペクツ』参照)何故か見た時拝んでしまいました(笑

しかし、これほどテーマ音楽が似合わないスケールが小さな『ジュラシック・パーク』はありませんね。テーマ音楽好きなのに…