[コメント] フリークス(1932/米)
この作品の後に出てくる類題の作品群とは(いろんな意味で)一線を画している。
もし、この映画が冒頭で、正論・言い訳を提示しなければ5点を付けていた、かもしれない。
世論から反対意見が出ることを予め想定できる映画は大抵冒頭に言い訳のナレーションを置く。 『デス・ファイル』然り、『デス・フィルム』然り。
この演出が非常に嫌い。予め自己の正当化をしているようで小賢しい感じがする。
この手の映画が嫌いな人はタイトルから察して初めから観ようとはしない。 この映画を観る人は最初から好奇心をもって眺める。 それを端から言い訳されると、何だか監督に共犯者にされてしまったように感じる。
上手く言えないけど、要は一般に向けて公開する以上、この映画が社会的かそうでないかを決めるのは監督じゃなくて僕らだ・・・と言いたい。
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