[コメント] 拳精(1978/香港)
ロー・ウェイのやっつけ仕事のためにジャッキー自身は気に入っていない映画ですが、子供だったオレをワクワクさせる魅力は充分に持っている映画でした。
ジャッキーの役どころは毎度おなじみのボンクラ寺男。和尚さんにはよく叱られるけど、呑気に生きてる気楽な毎日。これ、あまりデキのよくない男子小中学生にはシビれるほど感情移入できるシチュエーションなのです。宿題忘れて廊下に立たされてる全国の子供たちが「ジャッキーはオレだ!」と思うわけです。そんなヒーロー、他にいなかったんですよ。
トンファーという、映画ではあまりお目にかかれない武器を使いこなすジャッキーの勇姿を見られるだけでも価値ある映画です。あの五獣拳の気色悪い妖精たちに、オレも会いたい。
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