[コメント] 曽根崎心中(1978/日)
畳に穴でもあけそうな、梶芽衣子の「目ン玉ビーム」。男にだって観音さまにだって容赦なくブスブス突き刺さります。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それもこれも、ついにあの目が伏せられて、安心しきった子どものような死に顔があらわれる、あの瞬間に出遭うためであったのね。
最期最期、もう死のう死ぬしかない、この世との別れ、一巻の終わり、ととさまかかさま先立つ不幸をお許しください、嬉しい哀しいありがたい・・・と「おわり」を力いっぱい強調しておきながら、二人の最期の姿は祈りのかたちに結び合わされて、さながら未来へ思いを馳せているかのようだった。
あの姿をみたら、橋本功の物凄くありがたくない大股開きふんどしにくっきりタマタマシルエットシーンなんか忘れたよあたしゃ。
・・・ってか忘れさせてくれい・・・
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