[コメント] ブリキの太鼓(1979/独=仏=ポーランド=ユーゴスラビア)
インパクトの強いシーンがたくさんある。
牛の頭、更衣室、ナチ集会のダンス、かえるスープ、小人のピクニックなど、いいシーンも、キショいシーンもインパクトが強い。あらゆるシーンに狂気が偏在している。
主人公の少年の設定も面白い。思考は大人なのに、行動は子供。ガラスしか割れない音波。そういった意味では、設定の統一性がちゃんとしていないようだが(いじめられたりしてるし)、そういったことが気にならないのが、この作品の持ってる力みたいなものなのだろうか。 2000/9/24
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