[コメント] 月世界旅行(1902/仏)
チャップリンがよちよちと歩く年代に作られた。ロケットを飛ばすにあたり科学者たちが何かを論じているカットがある。身振り手振りが激しく一瞬意図を理解しかねたが、物々しい議論の空気を映像だけで伝えようとしているようだ。全てがエネルギッシュに尽きる。最悪の現実と最高の夢を持てた時代の遺産。この人たちは工場のスモッグに天界の雲のような美を感じている。無垢な希望は残酷で素晴らしい。
(Bunge)
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