[コメント] オネーギンの恋文(1999/英)
リブ・タイラーはまるで平泳ぎの選手かというくらい肩幅が広い。
昔の原作だからなのでしょう、都会からやってきた貴族と都会にあこがれる田舎娘のかなわぬ恋を描いていい味を出しているのですが、ストーリにひねりがないと言うか単純過ぎると言うか、新鮮味がありません。ただただ映像の美しさを堪能するためだけの映画、といった感じでした。
また、レイフ・ファインズの生真面目そうな顔は(後半では活きてくるのですが)、遊び人という設定のキャラクターには合わないような気がします。
もちろんリブ・タイラーはますます美しく、特に今まで鼻にかかって少し耳障りの感のあった声が、この映画ではたいへん聞き取りやすくなっていて、女優としての磨きをかけた、てな感じでした。(この映画は全般的に英語が聞き取りやすかった)
読んでないので原作がどうなってるか知りませんが、終わり方がちょっと唐突でした。まだ2人とも若いので、これで物語が終わるはずないのですけどね。
手紙が重要な小道具になっているので、原題よりは邦題の方がいいですね。
丁寧な映画だったのでこっちまでデスマス調になっちゃいました。
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