[コメント] ざわざわ下北沢(2000/日)
「街」それ自体のもつ雰囲気って、奥深い。
「街」それ自体のもつ雰囲気って、奥深い。
最近、わたくしはそう思う。実際にその現場を歩いてみなければ わからないこともしばしばある。出会うひとの年齢、ファッション、 言葉づかい、音、匂い、そういうのがいっしょくたになって、私の気持ちを 左右する。
道ですれ違う人々も、なんでもない「世間一般のひと」であると感じるときから、 急にその「ひと」自体の個性に出会ってしまうときがある。ほんのわずかな言葉や 態度が、急に「具体的な個人」を意識してしまう。「表情」が感じ取れるのだ。 街は混沌のなかからそういう個人に出会える現場なのだ。
看板やネオン、道路それ自体、いろんなものがあるとき「表情」をもつときがある。
下北沢には行ったことがない。行ったことがあれば、もっとこまかくわかる こともあるのかもしれないが、でも私はこの映画から下北沢のなにかを 確実に感じることができた。
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テンポよく様々な人間を映し出していく手法は、この映画ではうまく生きていた。 有名俳優がちょいやくで出るのも、けっして無意味ではないと感じた。
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