[コメント] 17歳のカルテ(1999/米)
往々に、アカデミー賞は過剰演技を好むのか?
噂通りの、アンジェリーナ・ジョリーの演技力には敬服致します。地で行っていると思ってしまう程、自然だった。まぁ、現実の彼女の言動も、常人の域を越えているからなぁ。
ウィノナ・ライダー は、力が入りすぎている感じがヒシヒシと伝わってきて、息苦しかった。彼女自身が原作の面白さを某雑誌で語っていた。「重い題材なのにそれを感じさせないユーモラスな…」とコメントしていた。しかし、映画はひたすら重苦しく、あれでは、ウィノナ・ライダー のいう原作の良さが伝わってこない。
その反対に、チキンしか食べられないデイジー役ブリタニー・マーフィがなかなか良かったように思う。これから彼女チェックしなくちゃ。
一番疑問だったのは、ウーピー・ゴールドバーグの存在。もっと活躍するかと思ったら、「もう頭に来た、上司に報告するわ!」って、そりゃないでしょって思った。『ディープ・エンド・オーシャン』で中途半端で似たような役をやって大失敗してるのに、懲りないのか、失敗と思っていないのか????
2002年、見事アカデミー賞に輝いたハル・ベリーが「黒人女優は、役が選べない」と言っていたように、これだけ有名になったウーピー・ゴールドバーグでも選べないのかなぁ?
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。