[コメント] ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)
つまんねっす。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
1800円で同情が買えれば安いものだ。
まあ、これはどうでもいい。
人間なんてエゴの塊。僕たちが言葉を紡ぐことからしてもうそれがエゴ。このコメントもエゴ。そんなことは分かりきってる。分からない? だったら映画なんか見てちゃいけないよ。自分のことを考えてたほうがいい。
その向こう側を見ると感動が待ってるわけね。
はい、よかったね。
同情の向こうは感動。ちょっとプリミティブに過ぎやしないか? 勘弁してくれよ。「馬鹿は幸せになってはいけないの?」と問われれば、「じゃあお前が幸せにしてやれよ」と僕は答えるね。
最後はセルマ死んじゃいます。
はい、さようなら。
「人間は分相応に生きていかないといけないよ、酷いことになる」とでも言いたいのだろうか? そんなことは言われなくても分かってる。性質の悪いジョークなのか? ブラックユーモアだと笑わせたいのか?
そして観客に解釈を委ねさせる。
これがこの映画のファックなところ。
障害者をダシに使ってさんざっぱら好き勝手やった挙げ句、「まあ、お前等ちょっと考えてみな」と作り手は言う。安心してそういうことが言えちゃうんだよね、この映画で何か言いたいことが有るわけでもないくせに。
感動という逃げ道。
感動という免罪符。
卑怯で卑劣で最低な映画だ。
最悪だね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。