コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 真田風雲録(1963/日)

キラキラ輝く宝物のような、大事な大事な映画
mizoomi

 この映画こそオレの全人生、全人格、全存在と言い切ってしまっても過言ではない!これ以上にゴキゲンな映画が他にあろうか!?いーや、ない!絶対にない!なんつったってこの映画、ジャンルはなんと「ミュージカル時代劇」!真田十勇士が歌って踊る!戦に勝つと大坂城がゴーゴー喫茶に早変わり!登場人物はどれもこれもヘンで、猿飛佐助は放射能の影響で忍術が使えるようになったというゴジラみたいな設定だし、霧隠才蔵はミニスカ&網タイツのアマゾネス姐ちゃんだし、真田幸村は威厳ゼロの昼あんどんだし、おまけにミッキー・カーチスは終始ギター弾きまくりの歌いまくり!んも〜サイッッッコー!

 んで、こういうどこのウマのホネともわからん連中が寄ってたかって「どうせオレたちどこに行ってもあまり者のハンパ者だ。だからせめて死ぬ時ぐらいはカッコよくいきてぇじゃぁーねぇーか!」なんつってイキがっちゃって、負けると分かりきっている戦に臨んでいくのだけど、彼らは良くも悪くも若すぎる。猿飛佐助は超能力で人の心が読めるんだけど、しかし若さゆえに、その読み取った心が理解できなかったり、逆にわかりすぎて深く傷ついてしまう。こういう登場人物の若さを、加藤泰監督はものすご〜く暖かい視線で見守っているのがビシビシと伝わってくるのよ!『さらば青春の光』の1億倍泣ける青春映画!とにかくもう、できることならこの世でひとりじめしてしまいたい、キラキラ輝く宝物のような、大事な大事な映画です。この映画のためなら死ねる!

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (3 人)けにろん[*] ジョー・チップ[*] ぱーこ

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。