[コメント] 男たちの挽歌(1986/香港)
70年代東映テイストの延長にあり、突飛な配置が終盤浪花節のうんこ色に至る。俳優単位で良好。男たちのバンカーと呼びたい気もする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ベストショットは植木鉢から幾らでも拳銃が取り出せるナンセンス。これをシリアスな銃撃戦に混入させているのが何ともいえない。丸顔のチョウ・ユンファが無理矢理成立させている。物陰から台車で飛び出る銃撃戦は既視感があるが何だったか。
出世から脱落と追い越す後輩という物語の配置は大抵面白くなるものだ。時代は彼の地でもバブリーだったのが女の髪型とシンセドラムから確認できる。香港と台北を往還する物語は興味深く、その辺で穿った処が見たかった。
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