[コメント] バトル・ロワイアル(2000/日)
2012年再鑑賞。退屈しない程度には面白い。しかし、料理の仕方次第でカルト的大傑作にもなりえたであろうこの題材を、「退屈しない程度には面白い」と一言で片付けられるような温い作品に仕上げてしまったことこそが問題だ。ここには決定的に「狂気」が足りない。
といっても当時の日本映画界で深作以外に適任がいたのかというと、首を捻らざるをえないのが苦しい。アクションに切れがあって、短時間で人間ドラマに厚みを持たせ、狂気を創出でき、道徳コードを踏み越えることも厭わない・・・う〜む、苦しいが三池崇史?
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