[コメント] ペイ・フォワード 可能の王国(2000/米)
基本的におとぎ話だが、アメリカの現実が要求するリアリティに応えた肉付けで、なんか強烈な話になってしまった、という感じ。支持するか支持しないか、と言われれば支持するが、もっと淡く、微かにやってくれないと消化に悪い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ケビン・スペイシー、ヘレン・ハント、ハーレイ・ジョエル・オスメントはどれも一級の演技。でも、そろそろ演技も見飽きて来たし、3人ともこの映画にはいささか華がありすぎる気がする。
問題のラストも映画には必要だったと思うけど、段取りがちょっとまずかったか。思うに、不良少年に半ば事故のような形で殺される、てのより、危機的状況で誰かの命を助ける、みたいな、より「自己犠牲」が前面にでたものの方がかえってスッキリしたと思う。なまじリアルにしたのが仇になった。
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