[コメント] 荒野の用心棒(1964/伊=独=スペイン)
設定を借りているだけで、黒澤『用心棒』は換骨奪胎され、本質を完全に異にする映画になっている。例えば、両勢力は均衡を前提としておらず、双方の勢力を軽妙に行ったり来たりする主人公という洒脱さも志向されていない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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後のレオーネ映画に比べると演出が性急すぎ、ケレン味が感じられないが、鉄板を胸に入れて撃たれても撃たれても倒れないあたりは面白い。そんなら頭を狙えばいいじゃん、とか野暮なツッコミを入れたくなるあたりが実に素敵だ。
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