心理の描写が若干甘い。　

頑固親父と高圧的な兄貴が最終的にはビリーへの愛情を見せてくれたのは良かったけれど、その心情の変化が唐突。プロセスが大事やねん。あと、バレエの先生との仲がいつの間にやらギクシャクなっていた点も良く解らない。

最後の方の家族愛は良かった。父親が走り出したシーンでグッと来た。 唯、それ迄をなあ・・・もうちょっとじっくり作ってくれたらと思うと、勿体無い。

しかしながら、主演のジェイミー・ベルと演技と、彼の踊りのシーンは良かったです。音楽と、細かいところのこだわりも、英国らしくて良かった。

あ、あと存在意味が良く解らない「私のアソコ見たい？」の台詞も。