[コメント] ギター弾きの恋(1999/米)
俺はモートンの激可愛さで失神・・・というのは現実には嘘だが、心象の比喩という意味では誇張はゼロ。エメットはばかやろうだが、その「ばかやろうだからこそ奏でられる音楽」のほろほろした哀しさと美しさを描く説得力が凄い。しれっとした表情で放り出されるギャグや夜の光のやわらかさも全てが完璧で、ペンとアレンの頭を愛をこめてギターでぶん殴りたくなる。「このばかやろう」と。宝物のような一本。
(DSCH)
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