[コメント] 日本の黒い夏―冤罪―(2000/日)
松本は第二の故郷と勝手に決めている。事件があった時、ぼくの人生が或る時狂っていなかったら恐らく出会っていただろう人物が死んでいた。
英題は中々佳い。"Darkness in the Light"
事件の再現シーンは「熊井的」な演出が却って利いているが、如何にもカチンコと共に役者たちが演技を始めているようなTV局社内は、丸で潰れる寸前の出版社のようであった。熊井の分身たる映画青年がカメラを担いで関係者を訪ねてゆく展開の方が、一等マシだっただろう。
マスコミはもっとえげつないよ。
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